ここではヒエラルキーウィンドウでの基本操作と、ゲームオブジェクトの親子関係について説明します。
※この記事で使用しているUnityのバージョン:Unity2019.1
ヒエラルキーでのゲームオブジェクトの操作
ヒエラルキーではシーン上のゲームオブジェクトの作成・削除・複製などのほか、名前の変更や親子関係の変更などを行うことができます。主な操作は次の通りです。
オブジェクト名をダブルクリック | 名前変更 |
アイコンをダブルクリック | シーンの視点をそのオブジェクトの位置に移動 |
Ctrl+C | オブジェクトのコピー |
Ctrl+V | オブジェクトのペースト |
Ctrl+D | オブジェクトの複製 |
Delete | オブジェクトの削除 |
オブジェクトAを別のオブジェクトBにドラッグ&ドロップ | オブジェクトAをオブジェクトBの子にする |
※ヒエラルキーでゲームオブジェクトを削除してもCtrl+Zで元に戻せます。
ゲームオブジェクトの親子関係
さて、ヒエラルキーでとても重要なのがゲームオブジェクトの親子関係です。あるゲームオブジェクトAを別のゲームオブジェクトBの子に設定すると一体どうなるのでしょうか。
答えは「親のトランスフォームが子のトランスフォームの基準になる」です。下の動画をご覧ください。
この動画では大きいCubeが親で、そこにくっついている小さいCubeが子です。動かしているのは親のCubeですが、子のCubeも一緒に動いていますね。
このようにゲームオブジェクトが親子関係になると、子のトランスフォームは親のトランスフォームを基準にしたものとなります。なので例えば「プレイヤーに武器を持たせたい」といった場合は武器をプレイヤーキャラの子として設定すれば良いということになります。