ここではUnityのライト(照明)の種類について説明します。
※この記事で使用しているUnityのバージョン:Unity2019.1
ライトとは?
Unityにはシーンを照らす光源となるものがいくつかあります。ライトはそのうちの一つで、光源の中ではメインとなるものです。
例えば太陽や懐中電灯の光はライトを使って表現されます。
ライトの種類
ライトは全部で4種類あります。
- ディレクショナルライト(Directional Light)
- ポイントライト(Point Light)
- スポットライト(Spot Light)
- エリアライト(Area Light)
ここではそれぞれの違いを見ていきましょう。
なお公式マニュアルの「ライトの種類」の説明がとても分かりやすいので、そちらも併せて参照してください。また設定項目についても公式マニュアルの「Light インスペクター」を参照してください。
ディレクショナルライト(Directional Light)
無限遠から光を照らす様子を表現したライトで、シーン全体に均一に光が当たります(他のライトとは違い、光の減衰はありません)。太陽光などを表現するのに役立ちます。
ポイントライト(Point Light)
ある一点から球状に光を放つライトです。電球などの光り方がこれに当たります。
スポットライト(Spot Light)
その名の通りスポットライトのような照らし方をするライトです。サーチライトや懐中電灯などの表現をしたいときに便利です。
エリアライト(Area Light)
エリアライトは「光る板」から発せられた光を表現できるライトです。ディスプレイ等の光り方がこれに当たります。
照らした見た目が他のライトよりも写実的になるのが特徴ですが、負荷がかかるため「静的な」ゲームオブジェクトに対してのみ適用される特殊なライトです。