タグとレイヤーについて

ここではゲームオブジェクトに設定できるタグ(tag)とレイヤー(Layer)について説明します。


※この記事で使用しているUnityのバージョン:Unity2019.1

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タグおよびレイヤーとは?

タグについて

タグはゲームオブジェクトの種類をスクリプトから識別するためのものです。

タグをゲームオブジェクトにつけておくと、たとえばゲームオブジェクトを検索して取得したり(GameObject.FindGameObjectWithTag等)、特定のタグのゲームオブジェクトに対してだけ処理を行ったりするとき便利です。

レイヤーについて

レイヤーはゲームオブジェクトをグループ分けできるような機能です。

たとえば特定のレイヤーが設定されたゲームオブジェクトだけをカメラに映したり、特定のレイヤーが設定されたゲームオブジェクト同士のみに対して衝突判定を行なったり、といったことができます。

タグとレイヤーの追加方法

どちらもメニューバーの「編集」→「プロジェクト設定」→「Tags and Layers」から開ける設定画面から追加できます(下図)。

タグとレイヤーの設定画面

タグはいくつでも追加でき、レイヤーは24個まで設定できます。

タグとレイヤーの選択方法

タグやレイヤーは、ゲームオブジェクトのインスペクターにある「タグ」または「レイヤー」の項目から選択できます(下図)。

タグとレイヤーの設定欄

それぞれ一つずつしか設定できません。どうしても複数のタグを設定したい場合は、そういう機能を追加できるアセットがあるので探してみましょう。